割れたまま3回の冬を越した、悲しみのタイヤショベルがこちらこのままでは将来ショベル自体が不要になった場合でも商品は価値が無く二束三文になる事は間違いないそして寒くてもドアは開けたままで作業しないとガラスが曇って前が見えない最新のショベルみたいにエアコン有ればねちなみにコマツ純正キャビンはサイドガラスが開閉できるよ~そんな事で負けずと大改造じゃ~~~!!まずはガラスを外す曲面ガラスが付いていたので屋根...
割れたまま3回の冬を越した、悲しみのタイヤショベルがこちら
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このままでは将来ショベル自体が不要になった場合でも商品は価値が無く
二束三文になる事は間違いない
そして
寒くてもドアは開けたままで作業しないとガラスが曇って前が見えない
最新のショベルみたいにエアコン有ればね
ちなみにコマツ純正キャビンはサイドガラスが開閉できるよ~
そんな事で負けずと大改造じゃ~~~!!
まずはガラスを外す
曲面ガラスが付いていたので屋根と下側の部分は湾曲している
今回は平面ガラス仕様となるので、そこの部分を真っ直ぐにする為に切断するのだ
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上側はワイパーモーターが付いているので内部は複雑だ
簡単には外れないので少しずつ切断する
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高い所の作業なので中々難しい。足場も悪いね
カッターの切粉で発火しないように養生しながら作業を進める
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3面ガラスにするので下側は台形に加工する
Lアングルで固定して、カーブだった端の部分を左右共30センチほど直線に加工する
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真ん中部分は曲げた平鉄を溶接し、左右繋いで台形の完成
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屋根の溶接もほぼ完成
黄色のテープが平面ガラスの予想位置となる
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サイドのガラスははめ込み
これをオープンガラスに改造する為
コマツさんから取り寄せた純正ガラスに合わせてボディを加工する
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純正ガラスは横が広くて縦が短いので全体の加工となる
ガラスの開閉に合わせてドアストッパーも延長した
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ほぼ形に成ったので、パテ付けとサフェーサーをし塗装
組み付け
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サイドガラスを入れる
ヒンジとかオープンレバー、ストリップゴムはスズキジムニーJA22のリアサイドの流用
解体屋さんから貰って来たのを使用する
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開けてみる。良い感じ
ガラス屋さんがフロントガラスを入れに来てくれた
左右を入れてから真ん中を入れる
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シールを入れて一晩置きガラス部分は完成
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おー良い感じ
ライト類を元に戻す
さてここからが一番の問題箇所
ワイパーモーターの改造
元々この車体に付いていたデンソー(ASMO)製のワイパーモーターは
振れ角度100度用が付いている

それを今回は3分割したガラスに使用する為角度を調整しなければならない
分度器で測定した結果、60度にしなければワイパーは左右のガラスにまで飛び出してしまう
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写真のようにアメリカなどの外国製の汎用ワイパーモーターは
クランクのピンの位置を入れ替える事で角度が10度刻みで調整出来る物も多いが
この社外キャビンに付くデンソー製は角度調整機能は付いていない
新たなモーターを探しても角度は100度用か80度用しか選べない
(他メーカーのショベル用として狭い角度で作っているかは不明だか)
ボート専用でヤマハ用の65度が有るらしいが、シャフトが短い
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クランク側の加工はプラスチックのギアを使っているため溶接などは難しいので
カム側を伸ばす事にした
何度か切ったり繋いだりを繰り返し
最終的に約8ミリ延長して何とか60度に収まった
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それでもブレードが2センチほど左右に飛び出すので
56センチのワイパーアームを6センチカットし50センチとし
無事ガラスの中に納まった

そんな事で無事完成したのである
仕事の合間に作業をし、延べ20日間の作業となった
![1681688374202657849[1]](https://blog-imgs-161.fc2.com/s/a/b/sabidouraku/20230417084550e85.jpg)
30万円ほど価値が上がったね,、多分( ^ ^ )
疲れた~~
うちのバックホウ2台は割れたままです^^